精密トーチろう付け
精密トーチろう付け

対象材料

イースタン技研株式会社 電気接点事業部では、電気接点部品のトーチロウ付けを行っております。対象材質は接点部として使用する銀合金、台材となる真鍮などの銅合金で、小物中心の精密トーチロウ付けを得意としております。主に自動車メーカーをはじめとした重要保安部品に数多く採用されております。

トーチろう付け加工後酸洗浄前後01
トーチろう付け加工後酸洗浄前後02
トーチろう付け加工後酸洗浄前後03

酸溶液への浸漬のみでは酸化被膜が除去できず、本来の金属表面に回復できない様な場合は、後処理として「バレル研磨」等による仕上げ加工も可能です。

トーチろう付け加工後酸洗浄後バレル処理

接点材料調達からプレス加工~トーチロウ付け~洗浄・検査まで一貫生産

イースタン技研株式会社 電気接点事業部は、トーチロウ付けに使用する接点材(AgSnOInO:銀酸化スズインジウムなど)の調達から形状加工、台材となる非鉄金属のプレス、切削加工等、ロウ材選定、酸洗い、選別検査まで一貫した生産が可能です。

外観検査室

分析調査

イースタン技研株式会社 電気接点事業部では、電子顕微鏡(SEM)、エネルギー分散型X線分光法(EDX)、表面粗さ測定(3Dマイクロスコープ)等の分析機器を使用し、最適なロウ付けの条件選定、分析調査を行っております。

他社で加工した不具合品につきましても、電気接点メーカーとしての視点から分析し、異物付着成分特定など有償で承ります。弊社では、数多くの不具合要因を分析、解明した実績がございます。

電子顕微鏡(SEM)・エネルギー分散型X線分光法(EDX)・表面粗さ測定(3Dマイクロスコープ)等分析調査
接合断面をSEM-EDXマッピング分析結果